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糸数けいこの活動日誌
by itokazu-keiko
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『沖縄戦と平和ガイド』-ブックレット第2弾を刊行

『沖縄戦と平和ガイド』-ブックレット第2弾を刊行_f0150886_17395443.jpg
 
 2007年9月29日、「教科書検定意見撤回を求める県民大会」が行われ、宜野湾海浜公園を11万余の人々が埋め尽くした。本書はその後、半年間、糸数けいこが全国各地で教科書改ざん問題について沖縄県民の立場から語った連続講演の総決算。「集団自決」は戦時の軍官民一体化にもとづく住民を犠牲にした「強制集団死」である。平和ガイド・糸数けいこが語る「沖縄戦の事実と真実」。

9月10日発行 A5判96ページ 定価800円
好評発売中 ※お申し込みは糸数けいこ事務所まで

『沖縄戦と平和ガイド』の内容

1 殉国美談をこえて
◆戦後、沖縄観光の始まりは遺族の戦跡めぐり◆摩文仁の一番高い場所にある牛島中将の慰霊塔◆沖縄戦の「美しい」物語◆『虐殺の島』との出会い◆語られ始めた戦争体験が平和ガイドを後押しした◆生きて帰った方も苦しい

2 沖縄戦の事実と真実
◆エイプリルフールの無血上陸 ◆兵力温存、時間稼ぎの「捨て石作戦」◆「最後の一兵まで」の戦いが犠牲を増やした ◆軍隊は住民を守らないどころか◆加害と被害―住民も差別した◆芋を盗んだだけで銃殺◆「痛恨の碑」―すべてを忘れない

3 軍隊と戦争を美化する教科書改ざん
◆削除された「日本軍の強制」◆〝国民より国家〟という流れのなかで◆軍と戦争美化の改ざんを許さない◆住民を犠牲にする軍官民一体化◆二個ずつ配られた手榴弾◆裏切られた「平和憲法のもとへの復帰」◆日本軍の住民殺害を消そうとした八二年検定◆「美しい国」のフィクションに必要な「自発死」◆靖国に祀られるという精神的苦痛◆教科書会社による記述修正という姑息な決着は認めない◆責任をとるべきは文科省、あくまで検定意見撤回を ◆改ざんの歯止めになる沖縄条項

4 へいわにがてぃ
◆米軍再編でも沖縄は置き去り◆福田首相は米軍ヘリ事故も、まるで他人事◆どうぞ基地と被害もウェルカムで◆本土では米兵に監視がつく◆メディアの温度差克服し、沖縄問題の共有化をめざす◆年々五〇人の平和ガイドが育っている◆日米安保で日本は守られているのか◆標的はアジア◆政府は国民・県民の立場から米軍にものをいうべき◆アジア諸国との信頼関係づくり◆わしてぃわしららん

○教科書問題を通して沖縄戦の実相が明らかに(松田寛)
○糸数慶子アーカイブス

by itokazu-keiko | 2008-09-12 17:41 | 活動日誌
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