○…泡瀬干潟埋め立てをめぐる那覇地裁判決を受け、参院内閣委員会で事業の是非について国の見解をただした
糸数慶子参院議員(無所属)。再三の質問にもかかわらず、内閣府が「被告である県や沖縄市の対応をみて検討する」と同じ答弁に終始し、「木で鼻をくくったような答弁。傍観者的な国の態度は許せない」と憤る。基地問題でも似たような煮え湯を飲まされてきただけに「地元住民の思いを受け止めるのが行政の努め。どこを向いて仕事しているのか」と半ばあきれ気味。(東京)
※「沖縄タイムス」2008年12月1日付け朝刊「記者のメモ」に掲載